よくある質問(ICD治療)

手術をすれば薬を飲まなくてすむようになりますか?
ICDは不整脈の発生を予防するものではなく、不整脈が起こった際に治療を行う機器ですので、不整脈を繰り返す可能性が高い場合は、手術前と同様、その発生をおさえるための薬の服用が必要です。ただし、手術前と後で薬を変更することも考えられますので、主治医の先生の指示に従ってください。
どこの病院でもこの治療は受けられますか?
手術のできる病院は限られています。
ICD治療は、厚生労働省が定めた「ICD移植術の施設基準」を満たした病院で、この手術のトレーニングを受けた認定医が行うのが原則です。したがって手術のできる病院は限られています。現在、約405施設がI施設認定を受けています(平成26年6月現在)。
手術の後も同じ病院に通う必要がありますか?
退院後は、病院を変わることも可能です。
手術をしても不整脈の治療は継続して受けるようにしてください。また、ICDの状態や設定を定期的にチェックすることも必要です。お住まいの場所や手術を受けた病院とかかりつけ医との連携状況等もふまえて、主治医の先生とよく話し合って決めてください。
ICDはきちんと作動するのでしょうか?

ICDが適切に作動するよう試験を行い、不整脈を感知できる部位に電極を植込みます。
ICDを植込む際に不整脈を人工的に発生させ(誘発テスト)、発生した不整脈を確実に止めるために必要なショックの程度を調節し、確認します。また、3〜6ヵ月ごとに定期検診でチェックを行いますので、リードが移動してしまう等の異常がある場合はすぐに対処できます。

退院後の日常生活で制限されることがなにかありますか?
重大な制限はありませんが、ご注意いただきたいことはいくつかあります。

運動

リードが固定される術後3ヵ月くらいの間は、ICD本体を圧迫したり、リードに力がかかったりする姿勢や運動には、十分な注意が必要です。それ以降も腕立てふせや鉄棒等、植込み部に負担をかける運動は避けてください。ほかの運動は主治医の先生に相談しながらはじめましょう。

風呂、サウナ

どちらもあまり長く入ると心臓に負担をかけることがありますが、通常の入浴であれば大丈夫です。ただし、電気風呂には入らないようにしてください。

乗り物の影響

自家用車、飛行機、電車、その他乗り物に乗ることには何の制限も問題もありません。ただし、不整脈発作の再発予防目的の場合は植込み後半年間、これまでに不整脈発作を起こしていないが、その危険性が高い為に予防目的で植込む場合は30日間は自動車の運転が禁止されています。その後は、免許の申請に主治医の先生の診断が必要となります。

食事・飲酒

ICD自体には影響を与えませんが、過度の飲食は脈拍を上げ心臓に負担をかける場合がありますので、不整脈に対する塩分や水分の制限等は継続することがあります。

ICDを植込んだら携帯電話は使えなくなりますか?

必ず影響があるというわけではないので、注意して使えば大丈夫です。
携帯電話がICDの非常に近くにある場合は、次のような現象が生じることがあります。

  1. ICDが心臓を刺激しなくなる
  2. 心臓の自発興奮があっても刺激を出し続ける
  3. ペーシングによる心拍数が増加する

通話時

ICDの植込み部位から15cm以上離し、反対側の耳に受話器をあてて使用してください。使用中にめまい、ふらつき、動悸等を感じたらすぐに使用をやめ、植込み部分から十分な距離(15cm以上)を離してください。ICDの作動は元に戻ります。

携行時

ICDの植込み部位から15cm以上離して携行するか、電源を切りましょう。

※PHS端末およびコードレス電話も携帯電話と同様です。

眼科や歯科等の治療は受けても大丈夫でしょうか?
特に問題はありません。
眼科でのレーザー治療や歯科での治療は、とくに問題はありません。特殊な治療器や機器を使用する場合は、主治医の先生に相談してください。
旅行へ行っても大丈夫でしょうか?

特に問題はありません。
ただし、航空機へ搭乗する際の金属探知機にICDが反応したり、影響を受けたりする場合があります。入り口で空港の係官にICD手帳、またはICDカードを提示して、ハンドチェック(直接手でからだを触って確認する方法)をしてもらいましょう。海外の空港でも同様です。
ICD手帳は常に携帯しておくことをおすすめします。ICD手帳はICDの種類や設定が書かれた大切なものです。緊急時や旅行等のときも必要になりますので常に身につけておいてください。
たとえば、出かけた先で救急車でかかりつけではない病院に運ばれる等、突発的なことが起こる場合にも役立ちます。

いつもどのようなことを心がけていればよいでしょうか?
電池が消耗しますので、定期検診を受けてください。
  1. 定期検診
    3〜6ヵ月に1度検診を行います。電池の消耗度や発作が起こった時の作動の状況等をプログラマーという装置を使って調べます。この操作は外から電波を通して行われますので、痛み等はまったくありません。
  2. 主治医の先生への連絡
    ICDが作動したり、原因がわからない発熱が続いたり、手術したところが腫れてきたりしたときは、必ず主治医の先生に連絡をしてください。また、3〜4ヵ月に1度はICDの定期検診を受けることが必要ですので、それ以上の長い旅行や、引越しをする際には行き先の医療機関できちんと受診できるように紹介状をもらうようにしてください。
    そのほか、以下のような症状があらわれたときには定期検診を待たず、すぐに主治医の先生に連絡し受診してください。
    • 息苦しい
    • 胸が痛い
    • からだがだるい 
    • ボーッとして気が遠くなる感じ
    • しゃっくりがとまらない
    • めまい
    • 脈拍が非常に遅い、または速い
費用はどのくらいかかりますか?

治療には健康保険が適用されます。70歳未満の方で所得区分が「一般」の場合、患者さんが支払う金額は約12万円くらいです。
患者さんが負担する金額はその方の所得や支払った医療費の金額によって異なります。国民健康保険や政府管掌健康保険等に加入している場合は高額療養費制度が利用でき、自己負担限度額を超える分は後日払い戻されます。
例えば国民健康保険で70歳未満の方で所得区分が「一般」の場合、自己負担限度額は、
80,100円+(1ヵ月にかかった健康保険の対象となる医療費−267,000円)×1%
という計算式により算出できます。自己負担分がこの限度額を超えたときは超えた額が払い戻されます。仮にこの治療でかかった医療費がリードやICD(植込み型除細動器)等の機器、手術手技、入院期間約10日間分の諸費用を含めて470万円とすると、124,430円が患者さんの支払い額となります。詳細は加入されている健康保険組合等にお問い合わせください。

<高額療養費の現物給付化>
70歳未満の方であっても平成19年4月より、入院に係る高額療養費を現物給付化し、一医療機関ごとの窓口での支払いを自己負担限度額までにとどめることができるようになりました。また平成24年4月より、外来診療についても「認定証」を提示すれば、自己負担限度額を超える分を窓口で支払う必要はなくなりました。
この制度を利用するには、事前に社会保険事務所に「健康保険限度額適用認定申請書」を提出し、「健康保険限度額適用認定証」の交付を受け、医療機関の窓口に認定証と被保険者証を提出する必要があります。詳細は加入されている健康保険組合等にお問い合わせください。(平成27年1月現在)
参考:厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆様へ」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html?utm_source=echofon

身体障害者の認定を受けられるのでしょうか?

身体障害者福祉法による認定を受けられます。市町村の福祉担当課で申請することができるので窓口に聞くか、病院のソーシャルワーカーにご相談ください。

 手術をすれば薬を飲まなくてすむようになりますか?
 

 ICDは不整脈の発生を予防するものではなく、不整脈が起こった際に治療を行う機器ですので、不整脈を繰り返す可能性が高い場合は、手術前と同様、その発生をおさえるための薬の服用が必要です。ただし、手術前と後で薬を変更することも考えられますので、主治医の先生の指示に従ってください。

 どこの病院でもこの治療は受けられますか?
 

 手術のできる病院は限られています。
ICD治療は、厚生労働省が定めた「ICD移植術の施設基準」を満たした病院で、この手術のトレーニングを受けた認定医が行うのが原則です。したがって手術のできる病院は限られています。現在、約405施設がI施設認定を受けています(平成26年6月現在)。

 手術の後も同じ病院に通う必要がありますか?
 

 退院後は、病院を変わることも可能です。
手術をしても不整脈の治療は継続して受けるようにしてください。また、ICDの状態や設定を定期的にチェックすることも必要です。お住まいの場所や手術を受けた病院とかかりつけ医との連携状況等もふまえて、主治医の先生とよく話し合って決めてください。

 CDはきちんと作動するのでしょうか?
 

 ICDが適切に作動するよう試験を行い、不整脈を感知できる部位に電極を植込みます。
ICDを植込む際に不整脈を人工的に発生させ(誘発テスト)、発生した不整脈を確実に止めるために必要なショックの程度を調節し、確認します。また、3〜6ヵ月ごとに定期検診でチェックを行いますので、リードが移動してしまう等の異常がある場合はすぐに対処できます。

 退院後の日常生活で制限されることがなにかありますか?
 

 重大な制限はありませんが、ご注意いただきたいことはいくつかあります。

運動

リードが固定される術後3ヵ月くらいの間は、ICD本体を圧迫したり、リードに力がかかったりする姿勢や運動には、十分な注意が必要です。それ以降も腕立てふせや鉄棒等、植込み部に負担をかける運動は避けてください。ほかの運動は主治医の先生に相談しながらはじめましょう。

風呂、サウナ

どちらもあまり長く入ると心臓に負担をかけることがありますが、通常の入浴であれば大丈夫です。ただし、電気風呂には入らないようにしてください。

乗り物の影響

自家用車、飛行機、電車、その他乗り物に乗ることには何の制限も問題もありません。ただし、不整脈発作の再発予防目的の場合は植込み後半年間、これまでに不整脈発作を起こしていないが、その危険性が高い為に予防目的で植込む場合は30日間は自動車の運転が禁止されています。その後は、免許の申請に主治医の先生の診断が必要となります。

食事・飲酒

ICD自体には影響を与えませんが、過度の飲食は脈拍を上げ心臓に負担をかける場合がありますので、不整脈に対する塩分や水分の制限等は継続することがあります。

 ICDを植込んだら携帯電話は使えなくなりますか?
 

 必ず影響があるというわけではないので、注意して使えば大丈夫です。
携帯電話がICDの非常に近くにある場合は、次のような現象が生じることがあります。

  1. ICDが心臓を刺激しなくなる
  2. 心臓の自発興奮があっても刺激を出し続ける
  3. ペーシングによる心拍数が増加する

通話時

ICDの植込み部位から15cm以上離し、反対側の耳に受話器をあてて使用してください。使用中にめまい、ふらつき、動悸等を感じたらすぐに使用をやめ、植込み部分から十分な距離(15cm以上)を離してください。ICDの作動は元に戻ります。

携行時

ICDの植込み部位から15cm以上離して携行するか、電源を切りましょう。

※PHS端末およびコードレス電話も携帯電話と同様です。

 眼科や歯科等の治療は受けても大丈夫でしょうか?
 

 特に問題はありません。
眼科でのレーザー治療や歯科での治療は、とくに問題はありません。特殊な治療器や機器を使用する場合は、主治医の先生に相談してください。

 旅行へ行っても大丈夫でしょうか?
 

 特に問題はありません。
ただし、航空機へ搭乗する際の金属探知機にICDが反応したり、影響を受けたりする場合があります。入り口で空港の係官にICD手帳、またはICDカードを提示して、ハンドチェック(直接手でからだを触って確認する方法)をしてもらいましょう。海外の空港でも同様です。
ICD手帳は常に携帯しておくことをおすすめします。ICD手帳はICDの種類や設定が書かれた大切なものです。緊急時や旅行等のときも必要になりますので常に身につけておいてください。
たとえば、出かけた先で救急車でかかりつけではない病院に運ばれる等、突発的なことが起こる場合にも役立ちます。

 いつもどのようなことを心がけていればよいでしょうか?
 

 電池が消耗しますので、定期検診を受けてください。

  1. 定期検診
    3〜6ヵ月に1度検診を行います。電池の消耗度や発作が起こった時の作動の状況等をプログラマーという装置を使って調べます。この操作は外から電波を通して行われますので、痛み等はまったくありません。
  2. 主治医の先生への連絡
    ICDが作動したり、原因がわからない発熱が続いたり、手術したところが腫れてきたりしたときは、必ず主治医の先生に連絡をしてください。また、3〜4ヵ月に1度はICDの定期検診を受けることが必要ですので、それ以上の長い旅行や、引越しをする際には行き先の医療機関できちんと受診できるように紹介状をもらうようにしてください。
    そのほか、以下のような症状があらわれたときには定期検診を待たず、すぐに主治医の先生に連絡し受診してください。
    • 息苦しい
    • 胸が痛い
    • からだがだるい 
    • ボーッとして気が遠くなる感じ
    • しゃっくりがとまらない
    • めまい
    • 脈拍が非常に遅い、または速い

 費用はどのくらいかかりますか?
 

 治療には健康保険が適用されます。70歳未満の方で所得区分が「一般」の場合、患者さんが支払う金額は約12万円くらいです。
患者さんが負担する金額はその方の所得や支払った医療費の金額によって異なります。国民健康保険や政府管掌健康保険等に加入している場合は高額療養費制度が利用でき、自己負担限度額を超える分は後日払い戻されます。
例えば国民健康保険で70歳未満の方で所得区分が「一般」の場合、自己負担限度額は、
80,100円+(1ヵ月にかかった健康保険の対象となる医療費−267,000円)×1%
という計算式により算出できます。自己負担分がこの限度額を超えたときは超えた額が払い戻されます。仮にこの治療でかかった医療費がリードやICD(植込み型除細動器)等の機器、手術手技、入院期間約10日間分の諸費用を含めて470万円とすると、124,430円が患者さんの支払い額となります。詳細は加入されている健康保険組合等にお問い合わせください。

<高額療養費の現物給付化>
70歳未満の方であっても平成19年4月より、入院に係る高額療養費を現物給付化し、一医療機関ごとの窓口での支払いを自己負担限度額までにとどめることができるようになりました。また平成24年4月より、外来診療についても「認定証」を提示すれば、自己負担限度額を超える分を窓口で支払う必要はなくなりました。
この制度を利用するには、事前に社会保険事務所に「健康保険限度額適用認定申請書」を提出し、「健康保険限度額適用認定証」の交付を受け、医療機関の窓口に認定証と被保険者証を提出する必要があります。詳細は加入されている健康保険組合等にお問い合わせください。(平成27年1月現在)
参考:厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆様へ」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html?utm_source=echofon

 身体障害者の認定を受けられるのでしょうか?
 

 身体障害者福祉法による認定を受けられます。市町村の福祉担当課で申請することができるので窓口に聞くか、病院のソーシャルワーカーにご相談ください。


 

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