心不全について

 

心不全について

併存疾患について

高血圧、腎臓の病気、糖尿病は心不全の発症や進行の原因となるため、これらの病気を予防したり治療したりすることが大切です。

高血圧
血圧が高い方は、血管が常に張りつめた状態にあります。そのため血管の壁がだんだんと厚く硬くなって動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や狭心症等の原因となります。また、高い圧力で血液を送り出そうとして心臓に負担がかかることで、心臓が肥大していき、心不全の原因となります。心臓の病気を防ぐためには、血圧を正常な範囲に保つことが重要です。
腎臓の病気
腎臓は心臓から送り出された血液をろ過して、余分な水分や老廃物を取り除く働きをしています。腎臓の機能が低下すると、血管が石灰化したり、心臓のポンプ機能に負担をかけたりします。腎臓と心臓の働きは密接に関連しており、腎臓の病気は自覚症状がないほど軽くても、将来重い心臓病になるリスクを高めるため、尿検査や血液検査で早く見つけることが大切です。
糖尿病
血糖値が高い状態をそのままにしておくと、血管が傷つけられて、動脈硬化や糖尿病性腎症といった合併症を引き起こし、心臓の病気の原因となります。肥満や高血圧、高脂血症等を併せ持っている方はさらにリスクが高まります。糖尿病の人はきちんと血糖値をコントロールすることが大切です。
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